じいちゃんは今日も”への字”ぐち

介護福祉士、石ころのシッポの介護現場でのドタバタエピソードや介護、健康、美容などのお役立ち情報もご紹介していきたいと思います。ゆっくり、まったり更新していきますのでよろしくお願いいたします。

習慣?ってこわい!!

こんにちは。本日もお立ち寄り有難うございます。

日本は広いですね。西の方では梅の便りが聞こえてきています。

温かいのでしょう。私の住んでいる北国ではまだまだ雪景色が広がっています。

道路は凍っていてツルツル。まだ春は先のようですね。

 

先日そのツルツル路面で、ちょっとした出来事がありました。

通勤のためバスをおり、降りた先の横断歩道で信号待ちをしておりました。

横断歩道は北国の冬ではとても危険な場所になります。

車のタイヤで道路上の雪が磨き上げられピッカピカ。

スケートリンクのようになっているのです。

横断歩道を渡るときはとても神経を使います。

その日横断歩道で信号待ちをしていたのは私と若い今どきの若いお姉さん。そして年配のおばあちゃん。

信号が変わり若い女性は颯爽と渡りだしました。

私は隣のおばあちゃんがなんか危なっかしい歩き方をしていたので気にしながら少しゆっくり渡りだしました。おばあちゃんがよろけたらすぐに手を出せる位置にいたのです。

何でしょう。仕事柄でしょうか。転倒しそうな人の横に自然と入れる自分がいましたね。(笑)

そんな時「ドスン!!」横断歩道中央で先に颯爽と歩いていたお姉さんが滑って転んでしまいました。

高いヒールのブーツを履いていてスマホを見ながら歩いていたので、内心(危ないな)とは思っていたのですが案の定転んでしまったのです。

「大丈夫かな?」こんな時、私もそうですが、恥ずかしさもあるので何事もなかったように周りの人にはスルーしてもらうのが転んだ者にとっては助かります。そこで少し様子をみていました。

『ん?立ち上がらない。おかしい!!』女性は道路の真ん中でうずくまったまま全く動かないのです。

私はすぐに女性の所に駆け寄りました。眉間にしわをよせて右手を抑えています。

「大丈夫ですか?」声をかけます。

「右手がすごく痛くて…。」

そこは道路の真ん中。信号は点滅し始めました。

「ここにいては危ないので、道路を渡りましょうか。立てますか?」

「なんとか…。足は痛くないので。」

そうは言っているものの手が使えないのでバランスがとれないのでしょう。

全然立ち上がれません。

「手を貸しますね。いいですか?」

声をかけ了承をいただいたので私は女性の体に手をまわして

ヒョイっと立たせました。

(わぁ。軽い!!施設の人もこれくらい軽いと楽でいいな…)

なんて内心思いながら道路の端まで渡りました。

「大丈夫?」の私の問いに

「右手の肘がすごく痛くて…。」と女性。

「そこは神経が集中しているところだからね。私も昔貧血で倒れておなじ所強打して病院行ったことがあるの。そしてしばらく腕を吊ることになったのよ。あまり痛みがひかなければ病院行った方がいいですよ。」

「わかりました。もう少し様子見て痛みがひかなければ病院行ってみます。」

そういい女性はとりあえず「遅刻するので。」と職場に向かいました。

 

さて私も職場へ行こうかと振り向いたとき私といっしょに信号待ちをしていたおばあちゃんが私の後ろで目を丸くし、口をポカーンと開けて私を見ています。

不思議に思って「どうかしましたか?」って思わず聞いてしまうと

「あなたそんなに小っちゃくて細いのにすっごく力持ちなのね!!あんなに女の子軽々持っていてビックリしたわ!!だってあの子貴方よりずっと大きいじゃない!本当に目を疑ったわ!」

どうやら私が若い女性を介助した姿が怪力女に見えたらしいのです。

「私の仕事介護士なんですよ。いつももっと大きなおじいちゃんとか介助しているので慣れているんですよ。それに彼女は細いし軽かったので。力を入れなくても大丈夫な方法もあるんですよ。」そう教えてあげると

「あぁ、よかった。私本当にびっくりしたのよ。とんでもない女の人見てしまった。って思ったの。介護士さんってすごいのね。あんなに軽々と人を持ち上げるなんて。」

よほどビックリされたのですね。口をあんぐり…。とか目が飛び出る…。という表情ってあのおばあちゃんのような表情なのかもしれません。

ちなみに私は怪力女ではないですよ。どちらかといえば力はないほうです。

「あなたどこの介護施設にいるの?教えて?」と聞かれ教えてあげると

「あなたのような介護士さんいれば心配なさそうね。参考にさせてもらうわ。」

と言っていただけました。

「それにしてもあの子貴方にお礼も言わないで行くなんて、とんでもない子ね!!」

そういえば…。有難うの一言もなかったっけ。

おばあちゃん、私の代わりに憤慨しておりました。

「きっと急いでいたのでしょうね。」おばあちゃんをなだめて私も仕事があるのでとお断りし笑顔で別れました。

 

しかしおばあちゃんのあのビックリした表情。

本当に驚いたんだろうな…。

そしてやっぱり私は怪力女と思われているのだろうな…。

そんなふうに思いながら1日思い出し笑いをする私でした。

 

 

 

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食べた後のその薬本当に飲んで大丈夫?

こんにちは。本日もお越し頂き有難うございます。

 
さて、本日の内容ですが、昨日学校にて少し触れた授業からのお話です。
私の勤めている介護施設の利用者様は本当に沢山の薬を飲んでいる方が多いです。
皆さんも毎日飲んでいる方、体調崩して時々薬のお世話になる方、いらっしゃいますよね。
お薬にも食べ合わせがあるのをご存知でしょうか?簡単にいえばお水以外の飲み物でお薬を飲むのもその一つですよね。
本日はよくお世話になるような一般的なお薬と相性の悪い食べ物を紹介したいと思います。
 
1.葛根湯とお魚
 皆さんも風邪の時に一度はお世話になったことがあるのではありませんか?
この葛根湯。飲む前のお食事にお魚(マグロ、ブリ、アジ、サンマ等)を食べた後に服用すると食中毒に似た症状を引き起こすことがあるようです。これは体内のヒスタミン量が増加する為に起こる症状です。また時には鶏肉、牛肉などの後の時も同様の症状がでることがあります。
 
2.風邪薬(イブプロフェン配合)とニンニク
 このお薬もよく服用される機会が多いかもしれませんね。このお薬服用前に元気になるためにニンニク!と食べているときは注意が必要です。両者ともに成分が強く刺激が強いため胃が荒れてしまい、その結果胃痛を起こすことがあるようです。
 
3.胃腸薬とコーヒー
 コーヒー、紅茶、緑茶などにはカフェインが多く含まれていることは皆さんもご存知ですよね。この組み合わせは体内のカフェインを排泄することが遅くなってしまい、イライラ、動悸酷いときには全身痙攣をおこすことがあるようです。
 
4.鼻炎薬と甜茶 
 花粉症の方はどちらもお世話になることがあるかもしれませんね。この組み合わせはめまい、はきけ腹痛、手足のしびれを引き起こすことがあるので同時に服用は控えましょう。
 
5.風邪薬(アスピリン配合)と炭酸飲料
 手の届くところにお水がなく炭酸飲料で…。と風邪薬飲んでいませんか?炭酸飲料でお薬を飲んでしまうと体が酸性に傾いてしまい薬の効果を薄めてしまいます
 
6.咳止め薬(キサンチン配合)とイクラ
 こちらの組み合わせは尿酸値を上げる効果があり、痛風を引き起こすことがあります
納豆、干しシイタケ、レバーなども同様の効果があるので注意しましょう。
 
いかがでしょうか?まだまだ沢山あるようですが、一般的にお世話になりそうな薬をメインにあげてみました。
ちなみにお薬はお水もしくはお白湯をコップ一杯を利用して飲みましょうね。お水の量も重要なんですよ。これは喉などの粘膜に貼り付くのを抑えてきちんと体の中に運ぶという重要な役目があるのです。途中の粘膜に貼り付くと炎症などを起こすことがあるんですよ。
 
皆さんも参考にしてみてくださいね。
 
 
 
 
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面会後の様子をご存知ですか?

こんにちは。本日もお立ち寄り有難うございます。

本日はちょっと疑問に思ったことを書いていこうと思います。

認知症など施設に入っている方のところに面会に行かれたことがありますか?

ご家族、知人、友人…。おそらく行かれるとしたらご家族が一番多いでしょうか。

 

認知症をわずらっている方はほぼ100%に近い位、訪問された方が帰った後不穏になります。

寂しさ、置いていかれたという不信感などでほとんどの方が泣いたり、落ち着きなくなったり、徘徊、失禁いろいろな症状がでてきます。

訪問者が帰った後の施設は戦いになります。不穏になった方を落ち着かせるためにあの手この手を使い対応します。ただご家族、知人、友人の方々が来られるのは構わないのです。その後の不穏な状況になっても落ち着かれれば全く問題ありません。

ですが中には困った訪問者の方々もいらっしゃいます。

認知症だから何も出来ない」と決め付け、出来ることまでやってあげ訪問者が帰った後出来ることを全くやらなくなる利用者様。

せっかく1人で歩けるようになったのに…。せっかくご飯を1人で食べれるようになったのに…。訪問された方が出来ることを全部奪ってしまい、「どうせできないから。」「時間がかかるから」と決め付けなんでもかんでもやってあげてしまう。

それはせっかく出来ることがある利用者様のやる気や意欲をうばっています。面倒くさくてやりたがらない利用者様、リハビリが少々キツイ利用者様、甘えたい利用者様にとってはそれは絶好のチャンスとなります。何もやらなくてすむのですから。全部やってもらえるのですから。でもその行為は寝たきりになる始まりです。介護士はまた一から始めることになる。なんか悲しくなります。全てをやってあげることは優しさにはなりません。

時には厳しく接することも必要になるのです。その人のために。そのご家族のために。

そのことを理解されてないご家族の訪問は本当に困ります。

手術の影響で1食を通常の量を食べれない利用者様。施設で3食を5食+おやつにして1色の半分づつで対応している利用者様。

ご家族のたまにの訪問で外出され、外食され好きなものをたらふく食べてきて施設に帰ってくる。ご家族が帰った後その利用者様がどのようになっているのかご存知なのだろうか?顔色が悪くなり、吐き気に襲われトイレから出れなくなり職員に「薬を頂戴」と懇願する…。私たちはその様子を目の当たりにするのです。

たまにだから。1食くらい。せっかく一緒にご飯を食べるのだから。こんなに食べたがっているのだから。

気持ちはわからないわけではないのですが、利用者様は以前同じ状況になっていることを忘れてしまいます。だからお腹いっぱい食べてしまいます。どんなにお医者様に注意されていてもそのことを忘れてしまいます。だからこそご家族の方の協力が必要になるのですが…。どんなに説明しても分かってもらえない。

そして結果利用者様はご家族が帰宅後にとても辛い状況に陥るのです。

この状況を見るたびに私は疑問に思ってしまうのです。

利用者様の一番はなんなのだろうか?

面会は私は大歓迎です。ご家族が来られているときのとても嬉しそうな顔を見るとこちらまで嬉しくなるような表情を浮かべています。だからその後の不穏になる対応は頑張ります。

ですがお医者様に止められていることやご家族、施設間でのお約束を守れない訪問者には正直頭をかかえることになります。私たちが苦労してやっていることはなんなのだろうか?と。

 

すみません。今日は愚痴になってしまいましたね。

でももし、知り合いに施設に入っている方がいるのであれば自分が帰った後利用者様がどのような状況なのかを一度職員に聞いてみてくださいね。

きっとご家族の知らない利用者様の一面を知ることになると思います。

 

 

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良き介護士になれるようがんばります。

本日も遊びに来ていただき有難うございます。

私が介護の仕事について介護ということを大きく学んだ利用者様が3名おられます。

どなたも今は私が勤めている施設を離れてしまったのですがそれでもこの3名の利用者様は私の中では介護士として大きく育ててくださったと思います。
今日は私が勤めている施設で暮らしていた「まつさん」のお話をしてみたいと思います。

まつさんには大変お世話になりました。
私が何も知らない状態で介護の世界に飛び込んでもそれなりにこの仕事ができるようになったのはまつさんのおかげです。
まつさんはいつもニコニコ笑顔の素敵なおじいちゃんでした。

若かりし頃、戦艦大和に乗っていた経験もお持ちです。(まさかテレビでよく見たり聞いたりする戦艦大和に本当に乗っていた方が身近にいたのに驚いたものです。)

車いすの生活で自力では立つことができませんでした。
それでも調子のいい時は「コンチキショウ!進め!」といいながら車いすを一生懸命自分で動かす努力家でもありました。
亡くなった奥さまが大好きでよく私にまつさんの若かりし頃のアルバムを見せてくれました。

まつさんは頭はとてもクリアでよくまわりのことを見て気を使ってくださるおじいちゃんでした。

私が初めてまつさんに会ったとき「初めてなんだから失敗は当たり前。わしも若いころ人を教育していたからよくわかる。ベットから車いすへ移るのやら、お風呂なんかわからなくて当然なんだ。わかるか?怖がっちゃいかん。わしが練習台になってやるからいつでも声をかけなさい。」
有難かったです。ことあることに「まつさ~ん」とかなり練習台になってもらいました。
ここを抑えると痛い、とかここなら楽だ、細かく教えてもらいました。
「おまえさんは車いすとベットへの乗り降りや風呂やオムツ替えは大丈夫じゃがちょっと着替えがへたっぴじゃね。」よく笑ってました。そうなんです。よく前後ろ逆に着せてやり直したり、ねじれていたり…。
まつさんを苦笑いさせることが多々ありました。

まつさんは私が夜勤のときは「そこにお菓子あるから持って行って食べれ。」といつも差し入れしてくれ、日中いなかった私に一日の出来事まで説明してくれました。(職員の引継ぎより詳しかったです)

そんなまつさんは少しづつゆっくりと弱っていきました。
声がかすれて聞き取れなくなり、食事もどんどん取れなくなり、ふっくらとしたお腹がぺちゃんこになってしまいました。もちろん入院してきちんと治療はしてもらいました。
でも今まで着ていた洋服が全て大きくなり「お前さんの着替えが楽になったようじゃ」と笑っていました。

ある日まつさんの入浴の担当が私でした。
「まつさん今日私が入浴担当です。明日奥さまのお墓参りですよね。いつもよりちょっとカッコいい洋服着ましょうね。」
まつさんの大好きな奥さまのお墓参り。いつもより気持ち入念に綺麗にしてあげました。
また私の苦手な着替えも我ながら上手くでき「まつさんお墓参り、心おきなくお参りしてきてくださいね。」とお互い笑顔でサービスを終えました。

その後ケアマネージャーに
「まつさんの着替え二人でしたの?」と聞かれ
「いえ、一人でしましたよ。何かやってしまってました?」と聞き返すと
「今、用事あってまつさんの所行って来たけどあんなに綺麗に着替え出来てるの初めて見たから。まつさん幸せだね。」と言ってもらえました。
嬉しかったです。これもまつさんのお蔭です。

そんな出来事があった次の日私は休みで家におりました。
夕食を食べて一息ついたころ私の携帯がなりました。職場からの電話です。
「まつさんが救急搬送されたから、すぐに職場に来て」
私は職場から一番近くに住んでいる職員だったので呼び出しがかかったのです。

職場に着くとまつさんは既に病院に運ばれ、施設長が「遅番がまつさんと一緒に病院に行ったよ。僕も病院に行くから悪いけど夜勤者くるまで遅番業務引き継いでやってもらえるかな?」
「わかりました。連絡お待ちします。」
その言葉を聞くなり施設長は病院に向かいました。

まつさんはお墓参りに行って帰ってきた後、おやつに出た大好きなお饅頭をニコニコしながらほおばったそうです。
そのあとおなかいっぱいだからと夕食をキャンセルされ、遅番が夕食後薬をお部屋にお持ちしたところ反応がなくなっていたそうです。

まつさんは戻ってきませんでした。
まつさんは奥さまの命日に旅立たれました。
まつさんには本当に感謝しています。
最後にもう一度お会いしたかった。
そして「有難うございました。」と一言お礼が言いたかったです。

まつさん。私頑張って着替えの上手な介護士になります。
見守っていてくださいね。

 

 

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自分の最後を考えたことありますか?

こんにちは。本日も遊びにきて頂き有り難うございます。

昨日は介護の学校の日でした。
昨日学習したことは「死にゆく人への介護」なかなか重い内容でした。

病気が治る可能性がなく数週間から半年程度で死を迎えると予想される時期を終末期というそうです。

人の死が迫ってきた時その人にはいろいろな徴候がでてくるそうです。

・呼吸は不規則な間隔になり、深さが乱れてくる。ゼーゼーと音がしたり下顎を動かして呼吸するようになる。

・体温は低下し手足が冷たくなる。(脱水により発熱する場合もある)

・脈はリズムが乱れ、弱くなり手首の所で触れにくくなる。

・血圧は下降し徐々に計れなくなる。

・意識は低下し眠る時間が長くなる。

・呼吸が浅くなることから酸素欠乏になり、チアノーゼがでる。(唇、爪)

このような終末期を迎えた利用者様とどのように向き合い介護にたずさわるか。難しい内容でした。

死を宣告されたとき、人はそれを受け入れるまでにさまざまな心の変化をたどるそうです。

「何かの間違いだ」と事実を否定し、周囲から距離をおく否認と孤立の段階

「なぜ私が死ななければならないの!」と事実を自覚できたときにおこる怒りの段階

「神様、仏様、病気が治れば何でも言うことを聞きます。」という取引の段階

取り引きが無駄だと自覚しうつ状態になる抑うつ段階

そして「死は自然なこと」と認識が達した受容段階

この5つの段階をいったり来たりしながらココロは受容へとむかうそうです。

この複雑な心の変化を迎えている間はご家族もいろいろな葛藤があることでしょう。ただしその間に私達介護士とご家族は大事なことをご本人とよく話し合わなければならないということでした。
それは「どこで」「誰と」「どのように」死を迎えたいかということ。
例えば救急蘇生をするのか、人工呼吸器や除細動器を使用するのか、臓器提供はどうするのか…。
などこれらのご本人の意思をご家族とともに共有する事が必要になってくるそうです。
そしてこれらは書面として残しておくことが理想ということでした。

私達介護士は死を目の前にしている利用者様と御家族がいかに後悔なく、その人らしく死を迎えることができるか、それをサポートしなければならない重要な立場になるということ。
それを学んできました。

私にそれができるのだろうか?
考えさせられる内容ではありましたが心と体がどのように変化していくのかを知ることができてよかった。そう思った時間でした。

 

 

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沢山ある介護施設。どのようなものかご存知ですか?

 

本日のお話です。世の中には沢山の介護施設があります。
皆さんはそれを理解できていますか?
私はこの仕事につくまではひとくくりに{老人ホーム}と思っていました。
でもいろいろと違いがあるのです。
 あなたがこれからお世話になる施設、あなたの親がお世話になる施設。あなたの知り合いがお世話になっている施設。
それがどういうものか知っていて損はしないと思います。
その違いをちょっとお勉強してみませんか?

 

1.介護老人福祉施設特別養護老人ホーム、通称 特養)

 常時介護が必要で家での生活が難しい方に日常生活の場を提供する施設です。原則として要介護3以上の人が入所できます。特養は入所の費用(家賃)が所得によって変わるというメリットがあります。

 

2.介護老人保健施設(通称 老健

  入院治療の必要のない要介護者を対象に、介護、看護、リハビリなどを行う施設です。医療施設、福祉施設、在宅のちょうど中間に位置づけされている施設となります。
要介護1から要介護5までの65歳以上の人また、特定疾病により要介護状態になった40歳から64歳までの人が対象になっています。

 

3.介護療養型医療施設 (病院)
  慢性疾患をもっており、長期療養が必要となる介護者を対象にした医療施設です。
医学的な管理や看護などを行い、介護者10人に対して1人の看護師が付いています。
しかしこの医療施設は平成30年3月末までのサービスになります。

上記のものが主に大きな施設型としてあげられます。
しかし最近の国の方針で介護は介護される人が住み慣れた環境で行われるべき、という考え方をもとに少し規模を小さくしての施設が増えてきました。


4.認知症対応型共同生活介護グループホーム
  要支援2から要介護5と認定された認知症の高齢者が原則として入所されています。共同生活が可能な人が入居の対象となっています。
1つの共同生活住居の定員が5から9人までとなり、個室が原則です。
居間、食道、台所、浴室、の共有スペースがあることが条件になっています。

 

5.小規模多機能型(通称 小規模多機能、小多機)
  サービス付き高齢者住宅を併設している施設が多く主に通い、訪問、泊りというサービスを組み合わせています。
また併設している高齢者住宅に住んでいなくても自宅に住みながらサービスを受けることができるというメリットもあります。定員は29名。

訪問…食事、排せつ、服薬、安否確認、洗濯、掃除、買い物など必要なサービスを必要最短時間訪問して的確に行うサービス。

通い…施設に通ってくるもしくは送迎されて施設に来所され入浴など必要なサービスを受ける。

泊り…家族の急な用事、冠婚葬祭、休息、入院など自宅での介護が困難になったとき一時的に施設に宿泊してサービスの提供を行う。

小規模多機能は通い、訪問、泊りのサービスを組み合わせ24時間365日切れ目のないサービスを顔なじみのスタッフにより提供を行うことができるようになっています。

国の方針ではこの小規模多機能型をこれから更に増やしていこうとしているようですね。
ちなみに私、石ころのシッポもこの小規模多機能に勤めております。

上記にあげた5つの施設サービスは介護保険内のサービスで受けることができます。
あなたがもしご家族、知り合い、ご自分で介護施設を必要となったとき、まずはしっかり施設の見学、スタッフの動きを見ることが必要です。1度の見学で決めるのはこの世界で働いているものとしてはお勧めしませんね。
介護が必要な方にとって一番自分らしく生活できることを重要視してほしいと思います。
あっ!それでも集団生活になりますから、それなりのルールは必ずありますのでそこはちゃんとしてほしいですね。

この記事がこれから施設を選んでいく方の参考になっていただければうれしいです。


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こんにちは。よろしくお願いいたします。

こんにちは。ブログを開設することになりました。

どうぞよろしくお願いいたします。

とりあえずは自己紹介からはじめましょうか。

私は介護士をやっております。そうですね。まる2年になります。

個性豊かなおじいちゃん、おばあちゃんと毎日楽しく闘っております。

資格はまだありません。でも働きながら学校に通い勉強中です。

後々資格を取る予定ではあります。

年齢もそこそこいっておりますので久々の学校通いについていくのがやっとといったところです。

あと1か月後に試験があるので家で少しでもと勉強するつもりで教科書を開くのですが…。見事に即寝してしまいます。1ページもめくれていないときが…。

大丈夫なのか?私。

この資格は都道府県での資格になりまだまだ最初の一歩。目指すは国家資格なのですが…。先は長いです。

学校に通い勉強することが若いときにやるということ。理にかなっていると痛感する日々です。


このブログではこの学校で習って役に立つお話や、日ごろの介護の現場で起こった出来事やお役立ち情報、また健康情報や美容情報などを発信していく予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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